月色光珠 秘密の名前
短編集です。ちょうどいい感じに好きになりかけてるので、この短編集はいい感じでした。全部で5本入っています。
個人的に好きなのは最後の「墨の残り香」です。初めての有視点らしく、そんなことを考えず読んでたのですが、あとがきで「あぁそうか!」と感じたんですけどいい感じでしたよ。初めのころの煩わしさがウソのようですよねぇ。このラブラブっぷりw
あと「あとがき」で「探花は及第の第3席のことじゃないの?」と聞く人がいたと書いてあり、私も思ってたんですよね。まったく科挙とか知らないんですけど、彩雲国でのみ得た情報だったのですがここで詳しく触れてたので納得しました。まぁ彩雲国に出てくる言葉のどこまでが実在してるのかは知らなくって、他の作品で似たような言葉が出てくると「あぁこれは中国史にでてくる言葉なんだ」くらいに思ってたんですが、、、。そこから先に進んでいろいろ調べればもっと物知りになれるのに、そこへいきつかないあたりがダメな証拠ですw
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